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2009年09月06日

輓曳競走(ばんえいきょうそう)

昨日から、帯広へ輓曳競走を見に行ってきました。
略して「輓馬(ばんば)」です。
私は、小学生の低学年の頃から家族で弁当を持って北見の競馬場へ行きました。
昔は今の東陵公園のところにあったはずです。

母方の祖父が馬喰(ばくろう)をしていたこともあり、母も若い頃は馬を引いてようです。
そのため、ばんばで馬を見るのが楽しかったようで、競馬場へ家族で行っていたようです。
ところで馬喰って?
馬や牛の仲買人のことです。

以前、温根湯で母方のいとこ会を開いた時に、「日本酒は何がありますか?」と聞くと「地元の馬喰一代というのがあります」と聞いて、すぐさま全員が「それにして!」と言ったんですよ(笑)
その時、母と母の姉も参加していたので、その後は祖父の馬喰時代のエピソードで話が盛り上がったのは言うまでもありません。

さて、「ばんば」世界で唯一帯広でしか開催されていない貴重なもので、北海道遺産にも選定されていますが、残念ながら不景気も重なって存続の危機にさらされています。
昔は、1レースの1位の賞金が30万円でしたが、現在は9万円。
今から20数年前には、生涯獲得賞金が1億円を超える馬もいましたが、現役で最高は9歳馬で2600万円です。
存続のために関係者もかなり努力しているようですが、中々厳しいようです。
なくならないように私も何か考えなくては・・・
  
Posted by kota at 23:30Comments(0)町づくり