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2012年01月10日

丸瀬布開拓100年事業

今晩は、丸瀬布開拓100年事業の打ち合わせ会議でした。

旧丸瀬布町では、1912年(明治45)2月25日に岩井農場の先発隊として入植した日を開拓記念日としています。
というのも、1893年(明治26)に駅逓取扱人として入地した人がいて、1898年(明治31)に金山橋の工事を請け負った人が、その飯場で旅館のようなものを始めたのが和人定住の初めとされているからです。

今回は、地域の色々な団体に集まっていただき、記念事業を実施するか、実施するならどのような方法で実施するかを議論していただきました。

結果、満場一致で記念事業を2月25日から通年で実施する。
そのために小委員会を設置し検討するということになりました。

小委員会のメンバーの選任も含めて、かなり厳しい日程です。
うーん!また、忙しくなる(汗)

ところで、会議冒頭で次のことについて理解を求めました。
「開基」という言葉の使用についてです。

旧丸瀬布町の時から「開基」は使っていません。
それは、アイヌのみなさんへの配慮です。
1988年に北海道が道庁設置100周年の時に「開基」は使わないようにと、当時のウタリ協会(現アイヌ協会)から要請があり、取りやめた経過があります。
2005年にも釧路管内音別町でも90周年式典の名称に「開基」をつけていたため、同協会釧路支部から要請があって変更しました。

また、アイヌ協会の23年度の事業計画には次のように記載されています。

「記念事業等のあり方」対応
市町村の「開基記念事業」については、該当する市町村に対しアイヌ民族の先住についての理解を求めるなど協議しつつ、必要に応じ適切な対応を図る。

開基とは
「物事のもとを開くこと。基礎を築くこと。」
と書いてありますからね。


うちのエースの診断結果は、思ったより軽症だったようで良かったです。
私も昨夜太ももをマッサージした結果、今日は回復に向かっています。  
Posted by kota at 22:30Comments(0)町づくり