オホーツクの風

今日は国際反戦デーだそうです。
１９６６（昭和４１）年、日本労働組合総評議会（総評）がアメリカ軍のベトナム戦争介入に反対する全国政治ストライキを計画し、同時に全世界の労働団体・反戦団体に呼びかけ、この日が反戦の日になりました。

ところで、１８日、沖縄県東村で米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事の警備中に、大阪府警の機動隊員が「土人」や「シナ人」など差別的な発言をしたと報道されました。
沖縄の人たちに対する差別と思われても仕方ありません。
人としてどうなのかと思いますし、人権に配慮しなければならない制服を着た人が放つ言葉ではないと思います。

今日、大阪府警は２９歳の巡査部長と２６歳の巡査長の２人を戒告処分としました。

実は、今日法務局で人権関係の会議に出席してきたので、余計に違和感を覚えました。
依然として差別問題は、各地であるようです。
北海道ではアイヌのみなさん、本州は同和問題、そして今回の沖縄、障がい、ＬＧＢＴなど

私の住む丸瀬布では、入植当時鮭の獲り方や小屋の作り方、食草や薬草の見分け方、シナ縄の編み方、染料の作り方など北海道の生活に耐えうる工夫はアイヌのみなさんに学んだものだそうです。
そのため、旧丸瀬布町史では「アイヌは開拓の恩人」として表記しています。
また、開拓５０周年記念式で当時在住していたアイヌの方を「町開拓功労者」として顕彰しています。