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2019年12月17日

松浦武四郎研究家・秋葉實

今日は、元の職場の先輩の告別式に参列しました。
この方は早期退職をされて、その後任に私が初めて係長で異動したのですが、結構苦労しましたね。
おかげで、他の町のベテランに教えてもらう場を勝手に作って集まったことで仲良くなりましたね。

ところで、みなさんは松浦武四郎をご存知ですよね?
文化15年(1818年)に現在の松坂市で生まれ、明治21年(1888年)に亡くなりましたが、弘化元年(1844年)に初めて当時の蝦夷地を探査したのを皮切りに私人と公務で各3度も来て、北海道の名付け親と言われています。

この時に書き残した資料を現代語版に訳したのが、松浦武四郎研究の第一人者と言われ、歴史研究家で丸瀬布に在住していた私が所属している郷土史研究会の発足に関わった故秋葉實氏です。
この方は、昭和59年(1984年)から平成21年(2009年)まで松浦武四郎研究会の2代目会長を務め、昭和63年(1988年)北海道文化賞、平成21年にはノーベル賞の鈴木章氏ともに北海道新聞文化賞を受賞していますし、大学や研究機関に所属しない人では極めて珍しく内閣府の特別機関でもある日本学術学会の有権者に登録されたこともあります。

平成27年に88歳で亡くなりましたが、これ以外にも北海道の地名がアイヌ語に由来するその意味まで解読したことも功績のひとつです。
これらのことから、秋葉氏が亡くなった後に北海道などの専門機関が保存した方がいいものについては管理を委ねましたが、それ以外の町史資料室で行った研究資料を展示する施設が必要ではないかという声が町外からも届いていることから、今後郷土史研究会としても何らかの方法を検討していかなければなりません。

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Posted by kota at 23:00│Comments(0)町づくり
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