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2010年04月04日

アイノ民族の救世主「松浦武四郎」

昨日のライトアップのツお客さんは
「道東マウレ山荘に泊まる☆全部マルマル丸瀬布」ツアーのご一行様で札幌周辺から参加されたみなさんです。
このツアーは札幌国際大学観光学部の学生が企画したもので、今日は丸瀬布昆虫生態館を見学し、松浦武四郎研究会名誉会長で丸瀬布在住の秋葉實さんの「アイノ民族の救世主 松浦武四郎」と題した特別講演を聞いていただきました。

秋葉さんは松浦武四郎研究の第一人者で著書も数多くありますが、6年前から肺の病気を患い講演活動は久し振りとのことでした。
今回は、歴史的にあまり知られていない話をしていただきました。
中でも演題にもあるとおり「アイノ」という呼び方は「愛農」と書いていたそうで明治30年頃までは国会の議事録にも載っているそうです。
しかし、ヨーロッパの産業革命を見てきた学者が資本家階級と労働者階級に分けるべきだとして、さらにアイノの人たちを甘やかしてはダメだと「愛奴」と書いて「アイヌ」としたそうです。

アイノ民族は、和人に搾取されたほか妾にさせられるなどしたため子どもを産むことができず、どんどん人口が減っていったそうです。
そこで、松浦武四郎がその実態を暴露し、そこの責任者が替えられたため滅びることを食い止められたそうです。
ちなみに、湧別のアイノの子孫は1949年に最後の方が亡くなってしまったそうで、丸瀬布上武利にもこの辺をまとめていた酋長を中心に多くのアイノの人がいましたが、あることがきっかけで上川地方へ逃げたことが功を奏し、現在の旭川のアイノ人たちのほとんどが丸瀬布のアイノの血を引いているそうです。

そのこともあり、毎年7月28日の山彦の滝まつりには、子孫の方がお参りにやってきます。
昨日の山彦の滝ライトアップとアイノの話がここで結びつくことになります。
ですから、アイノの人たちも認めるパワースポットというわけなんですね~

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Posted by kota at 19:00│Comments(0)町づくり
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