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2010年04月19日

医療費を下げるために

明日は5時半から健(検)診の受付です。
「早期発見、早期治療」「健康づくりはマチづくり」
私が10年以上前に健康づくりに携わっていたころそう叫ばれていました。

ところが、2008年4月に特定健診・特定保健指導なるものができてから変です。
40歳~74歳までの公的医療保険加入者全員を対象とした保健制度で、正式には「特定健康診査・特定保健指導」というそうです。一般には「メタボ健診」と言われています。

まずは腹囲の測定及びBMIの算出を行い、基準値(腹囲:男性85cm、女性90cm /BMI:25)以上の人はさらに血糖、脂質(中性脂肪及びHDLコレステロール)、血圧、喫煙習慣の有無から危険度によりクラス分され、クラスに合った保健指導を受けることにななります。

受診率や保健指導実施率、のち(2008→2012年度)の目標到達度によって後期高齢者医療制度への財政負担が保険組合や自治体に対して最大10%内で増減されます。

そのため、ペナルティを避けるために各保険者は医療費を下げることを目的に健診を受けることに一生懸命になっているようです。

医療費が下がることは結果であって目的ではないように思うんです。
目的はあくまで保険者に加入する人たちが健康になることだと思います。
ペナルティをかけるから目的がおかしくなるんじゃないでしょうか?

以前も書きましたが、特に自治体の場合は、加入する人が健康になれば生産性が上がり保険負担が減る。
生産が上がれば経済が活性化し税収も増える。
だから目的は健康になることで医療費を下げることではないと思います。
そのあたりを取り違えている保険者が多いのではないかと言われています。

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Posted by kota at 22:30│Comments(0)町づくり
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